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【フィリピン証券市場(PSE)のトレンドについて】

2018年 7月13日

島守 統之

証券関連

こんにちは!
ZEN FINANCE INC.専属アナリストのピオです。
(専属アナリスト、ピオ氏のレポートを
担当、島守 統之が翻訳してお届けしております。)

今日はPSE(フィリピン証券取引所)の
最近のトレンドについてお伝えしていきます。


現在、PSE(フィリピン証券取引所)は
267社が上場しています。

2017年の時価総額では、
4,000憶円ほどの時価総額(351.66 Billion Dollers)があり
フィリピンの取引所は、規模がそれほど巨大ではないため、
健全な成長過程をたどっています。

こちらで上場している企業の中で
規模の大きな
30社の株価指数をまとめたものを PESi と呼びます。

※PSEiの指数は、
上場しているすべての株価を反映しているものではありません。
NIKKEI225の指数などと同じように、
市場の全体的な目安となる数値として活用されています。

PSEi は1986年2月の最低指数である129.52 から
直近で今年の7月25日には6986.88という値を付けました。

なんと32年間で54倍にまで成長しているのです!

フィリピン証券取引所のみならず、
フィリピン市場全体でもいえる事ですが
1990年代などのアジア通貨危機なども経験し、
過去10年間は前例のないようなブームを迎えています。

分かりやすくするために、
PESi と同じように扱われる
2008年から2018年までの他国の指数と比べてみましょう。


こちらを見てみると、
フィリピンの PSEi 指数は大きな成長を遂げており
唯一の二桁成長を遂げている事が分かります。

2008年というのはフィリピンでも
リーマンショックの影響を受けていました。

ただし、リーマンショックの後
アメリカより 50%程早い段階で回復し、
上昇パフォーマンスでは一番良い数字であることが分かります。

多くの証券市場においては、
このような指数は当事国の経済状況に非常に影響をうけます。

このため、PESi の今後を予測するには、
フィリピンの国の今後の成長を中長期的にみる必要があります。


歴史は繰り返す

先週のメールでお伝えしているように
フィリピンのGDP成長率は過去3回、
政権が変更しても成長している事はわかると思います。

事実として2008年のリーマンショック時の影響を
世界でも最も受けていない国 の一つになっており、
PESi 指数はその10年前の1998年と比較しても
-0.58%の影響しか受けませんでした。

フィリピン証券市場において

【なぜ?他国の影響が少なく、
なぜ?急激な成長を見せている】のでしょうか?

これには、さまざまな仮説が立てられていますが
私はひとつの仮説が有力だとみています。

それは、フィリピンの現在の人口統計です​​​​​​​


世界銀行が発表している通り、
フィリピンには非常に若い人口が多く、
就業可能年代の人口も豊富なため、
先進国がうらやむような人口統計となっています。

2015年には、
世界一美しいと言われる人口ピラミッドが形成され
これは2050年代まで続くと言われています。

そして1億人あまりの人口がある為、
フィリピンの経済発展は外的要因にあまり依存せずに済むのです。

2016年の失業率は 4.7%,インフレ率は約 5%

この数字は過去3年間で貧困率を相当に低下させ
経済が順調に成長してきていることを表します。

このようなさまざまな経済指標の数値の改善が
企業、株式市場が順調に成長している事と重なっているのです。

では、特にどのような業界の株に期待できるのでしょうか?

下記は、PESi の中でも特に大きい12社を表にしたものです。
※Priceはフィリピンペソの単位になります。
%weightはPESi の中で占める割合になります。​​​​​​​


事実として、このリスト内の会社は
フィリピンでの大企業となります。

・SMインベストメント
・Ayalaコーポレーション
・JGサミットホールディング
・AboitizEquityベンチャー

また、下記は大銀行になります
・BDOユニバンク
・バンクオブフィリピンアイランド
・メトロポリタンバンク

2社は不動産開発業者です
・SMプライムホールディングス
・Ayalaランド

2社は消費財販売会社
・ジョリビーフード
・ユニバーサルロビーナ

PLDTは電気通信の会社になります。

人口ピラミッドなどの経済指標を背景に、
このような会社は国内でも
今後かなりの成長を見せるでしょう。


ここ最近のアメリカと中国の貿易上の外交問題など
グローバル化した経済の中で逆風があることも想定できます。

が、フィリピンでのビジネスにおいては、
あまり影響は大きくはならないと考えられます。

仮に一時的な影響を受けたとしても
さまざまな経済指標が
明確に経済成長の可能性を示しているうちは
堅実な成長を形成されていくと考えられます。

その為、多くの経済誌なども
投資をするべき国だと注目を集めているのです。

さて、それでは来週からは、
このような全体的なご紹介だけではなく、

​​​​​​​フィリピンの市場に関する
詳細なニュースをいよいよお伝えしていきます!

それでは、本日も最後までお読みいただき、
ありがとうございました!​​​​​​​